すずきの書評・感想日記

本や映画、ゲーム、Kindle Unlimitedなどで読んだ電子書籍の感想です

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』

東京タワーがまた変形。 再演なんだなと

小泉悠著『ウクライナ戦争の200日』

Twitterやテレビの解説でよく見る識者の書。 ただ、網羅的に書かれたものではなく、対談であるため、つまみ食い感があるのは否めない。それぞれの専門家の肌感のようなものは感じられた

池井戸潤著『陸王』

勧善懲悪要素を強めにしてるのが池井戸さんの特徴なのかなと思った

有川浩著『フリーター、家を買う』

ビジネス系のなろう小説といえるかも

大鹿靖明著『ジャーナリズムの現場から』

324 交通違反が増えてきたら公安にマークされている証拠

鈴木敏夫著『映画道楽』

アニメージュ1981年8月号の宮崎駿特集 ラピュタジュース。3000万本売れて合格だが1000万本しか売れなかった。イメージを守るため実写のCMにしてもらった 外面を描くのは高級で、内面を描くのは低級

詫磨佳代『人類と病』

16 ・イギリスがスエズ運河の権益の半数を取得すると検疫を適当にするよう主張。経済権益でマイナスになるから 46 ・ドイツも日本も国際連盟脱退後も保健事業には協力していた 64 非自治国の参加をイギリスは反対していたが、リベリアの意見で参加できるよう…

『M ~愛すべき人がいて~』の元ネタまとめ

▼アユ モデルは浜崎あゆみ ▼野島美香(アユのマネージャー) モデルは不明 ▼幸子(アユの祖母) ▼椎名里美(アユの叔母) ▼マサ(A VICTORY専務) モデルは松浦勝人 ▼流川翔(A VICTORYプロデューサー) ▼大浜(A VICTORY社長) モデルは依田巽 ▼吉田明日香…

PS4『十三機兵防衛圏』

・セリフの出し方が吹き出しとかではなく、頭の上にテロップ。YouTubeっぽい ・システムとしては面白いけど、非常に分かりにくい。シュタゲみたいにアニメ化されて初めて広がるのでは。ただ、アニメ化すると面白くない話かもしれない ・なぜ黒服が校内をうろ…

高杉良著『金融腐蝕列島』

・6月下旬の定時株主総会直後ないし7月1日は異動期 ・決算期である三月末の一月前に特殊株主の株付け状況が証券代行機関の信託銀行から報告される。ただちに顧問の警察OBに連絡し警視庁四課に照会すると、いずれもプロ株主としてリストアップされていること…

江上剛著『小説 金融庁』

金融庁側から見た金融検査の現場。モデルはUFJ銀行。銀行側に兄弟を配することで、両方からの立場での味方が分かる 自分の評価が落ちることが恐れて、不良債権が不良債権であると認められない支店長。 融資対象のランクによって、引当金が変わる 小説 金融庁…

樋田敦子著『東大を出たあの子は幸せになったのか』

もうちょい未知の領域に突っ込んでいく時のアプローチ方法が知りたかったかも ・東大での中でも特殊な人を選んでいる気がする ・最初に全体の卒業後データを出すのが誠実なのでは ・男性50歳、女性35歳というような女性のみの若年定年制もざらだった ・「妊…

堀淵清治著『萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか』

・1990年にコミックバブル崩壊 ・欧州で日本のマンガ文化が広がったのはイタリアから。ドイツは1990年代後半になってから。イギリスはいまだにピンときていない ・1989年にアメリカでAKIRAショック ・米国で雑誌の定期購読をする習慣がカジュアルになったの…

佐藤敏章著『手塚番 ~神様の伴走者』

・ちばてつやさんとか横山光輝さんとか居催促常連 ・少年サンデーができたころは、講談社は一に学習雑誌、二に教育技術だった。アカデミズムの岩波、アミューズメントの講談社、エデュケーションの小学館というイメージ ・サンデーとマガジンは創刊号同日発…

梅原大吾著『勝負論 ウメハラの流儀』

・あるゲームに負け、反省をし、自分の中に良い変化、つまり成長があれば、それは勝ち続けられている状態にある ・基礎があって初めて個性が生まれる ・「自分は何ができないから結果が出せないのか?」 ・「正確さ」「速さ」「なるべく少ない力で行うこと」…

川村元気著『世界から猫が消えたなら』

「何でもない音楽や小説のことを、あたかも世界が変わることかのように話してくれる」 世界から猫が消えたなら posted with amazlet at 19.11.06 マガジンハウス (2013-03-22)売り上げランキング: 19,947 Amazon.co.jpで詳細を見る

B‐ing編集部『プロ論。』

横山秀夫「何かを犠牲にしないで、夢を見てはいけない」 養老孟司「先が見えなくなって、まずは一歩踏み出してみること」 高橋がなり「負け犬は群れるから自分が負けていることに気付かない」 笑福亭鶴瓶「自分の世界を作って、中心人物を目指す」 プロ論。 …

篠田博之著『生涯編集者: 月刊「創」奮戦記』

メディアを攻める際にスポンサーに圧力をかける戦術は、1980年の噂の真相事件でも行われている。印刷所も攻める手法もあった 『創』は報道被害を追及するスタンス。これは今、ネットの草の根の動きで必要なことかも。YouTuberとかがやる役割。 協力者に寄り…

川村元気著『億男』

落語のようにうまくオチは付けられているけど、深さはあまりないような感じはした。 189ページに「スパークル」という単語。すぐに思いつける単語ではない。本作は2014年10月刊、『君の名は。』(2016年8月公開)で使われた同名の楽曲とどちらが先に生まれた…

胡蝶藍著『マスターオブスキル 全職高手』

中国のオンラインゲームの世界を描いたネット小説。オンラインゲームを突き詰めた先にプロリーグがあり、イースポーツ事情も描いている。 SAO(無双もの)+魔法科高校(強いコミュニティから抜ける&最強自作武器)という雰囲気。MMOとPKが混じり合う作中の…

柚木麻子著『早稲女、女、男』

真面目だがどこか要領の悪いワセジョの主人公。ワセジョとして軽い扱いを受ける自分が、実はワセジョという枠にとらわれていたことに気付いていく物語 「この世の誰も、早稲女がイケてないなんて思ってないよ」 著者は立教大学文学部フランス文学科出身。主…

ジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』

ピサロがアステカ帝国侵略したくだり。アタワルパはなぜ無防備だったのか。 インカ帝国やアステカ帝国は、ヨーロッパ人が持ち込んだ天然痘によって敗れた 歴史的に中国は統一されているメリット・デメリットを享受し、ヨーロッパは分裂しているメリット・デ…

朝井リョウ著『何者』

他人に理想の自分を想像してもらおうとしている 想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。他の人間とは違う自分を、誰かに想像してほしくてたまらないのだ 淡々とした日常を続けて置いて、最後に仕掛けをもってくるのが舞台っぽい 何者(新潮文庫) p…

藤村忠寿著『けもの道』

定期的に無理やりコンテンツを作るよりは、良い編集ができるだけの間を空けてやった方がいい けもの道 (角川文庫) posted with amazlet at 19.09.11 KADOKAWA (2014-05-24)売り上げランキング: 67,390 Amazon.co.jpで詳細を見る

造事務所『裁判所へいこう! 』

直系の親族や同居している家族の窃盗は罪が免除される 裁判所へいこう! (PHP文庫) posted with amazlet at 19.09.10 造事務所 PHP研究所 売り上げランキング: 1,497,728 Amazon.co.jpで詳細を見る

島田裕巳&矢野絢也著『創価学会 もうひとつのニッポン』

田原本よりは池田さんに厳しめ。 学会の中で厳しく指揮を執っていた池田さんの姿が描かれている 初期は信者の拡大、言論弾圧事件後は選挙によってまとまる創価学会の姿 創価学会 もうひとつのニッポン posted with amazlet at 19.09.07 島田 裕巳 矢野 絢也 …

田原総一朗『創価学会』

公明党の総点検シリーズ、現場主義、調査主義。米軍基地や税制に切り込む 巡礼の対象だった大石寺 創価学会の顧問弁護士の山崎正友による恐喝罪。警察調書の確認 大阪事件の裁判記録 被雇用者の支持が多かった公明党。もし、なかったら55年体制の中でも、革…

高杉良著『広報室沈黙す』

記者会見などの裏側を描いた本。記者会見を取材する側は記者なのでたくさん記録は残っているが、取材される側の話はなかなか世に出ないもの。それをフィクションとはいえ、表に出した本書の意義が大きい。 取締役の人数が22人と多かったり、電話でのやり取り…

羽田圭介著『成功者K』

実話をもとにした小説なので、元になったと思われるネタをまとめてみます↓ ・インターネット生放送番組→真夜中のニャーゴ ・カトチエ→加藤千恵 羽田圭介くん @hada_keisuke の芥川賞待ち会に来たはずなんだけど、これは本当に待ち会なのだろうか……。 pic.twi…

前田裕二『人生の勝算』

投げ銭が特徴的だったSHOWROOMだが、2014年にYouTubeでもスーパーチャット(投げ銭)を導入 グーグルトレンドでもダウントレンドで、本を出した頃が絶頂期だったのかも UBSの宇田川さんは、おそらくSBI証券取締役の宇田川宙さん ■新任取締役の就任に関するお…