すずきの書評・感想日記

本や映画、ゲーム、Kindle Unlimitedなどで読んだ電子書籍の感想です

高杉良著『広報室沈黙す』

 記者会見などの裏側を描いた本。記者会見を取材する側は記者なのでたくさん記録は残っているが、取材される側の話はなかなか世に出ないもの。それをフィクションとはいえ、表に出した本書の意義が大きい。

 取締役の人数が22人と多かったり、電話でのやり取りがメインであったりということに時代を感じる。

・関西と関東では損保の保険金の支払額に相当の差があると言われる

広報室沈黙す (文春文庫)
高杉 良
文藝春秋
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